最近の婚活事情では、40代から婚活を始める方は珍しくありません。
初婚の方、一度結婚を経験して再婚を希望される方、状況はさまざまです。20代30代と比べて、どんなことに気をつければよいのか、また再婚するにあたっての活動のコツを紹介します。
ポイントをおさえて、40代での婚活・再婚を成功させましょう。
4組に1組が再婚している現状
まずは日本の離婚事情、再婚事情について紹介します。
2019年に厚生労働省が発表した数字によると、日本の離婚件数は20万8489組で、離婚率(人口1,000人あたりの離婚件数)は1.69と言われています。
そして、1年間の婚姻件数の中で、お互いが再婚同士、あるいはどちらかが再婚だった割合、つまり再婚率は、1970年には10組に1組に過ぎなかったのに対して、2018年の統計では4組に1組にまで増えています。
40代で再婚するため3つのポイント
一度結婚を経験していると、結婚に対する価値観をしっかり持つことができ、幻想を抱くことも少なくなります。
前回の離婚原因を踏まえたお相手探しをすることはもちろん、ご自身の反省点も改善して新たな結婚生活に活かせるため、互いを尊重した理想的な関係を築けるのです。
その上で、再婚に向けて気をつけたほうが良い3つポイントを紹介します。
お相手に対する条件はひとつかふたつに絞る
絶対に譲れない条件をひとつかふたつほど決めて、それ以外の条件は一旦考えずにまずは会ってみる柔軟な姿勢が大切です。
希望条件を多く満たしていなくても、実際に会ってみると気が合って成婚されたケースも数多く存在します。
清潔感を大事にし、はつらつとした印象づくりを心がける
身だしなみに気をつけて、清潔感や、はつらつとした印象を与えられるように意識することも、40代での再婚では大切になってきます。
40代での再婚を希望される方の中には、老後に不安を抱いてお相手を求めて婚活されている方もいます。老後のことを考えることも大事ですが、残りの人生の結婚生活を楽しもうと意欲的に活動するほうが、相手に魅力的に映るでしょう。
もちろん穏やかな生活を求めるのは構いませんが、「お世話をしてほしいから」等という理由では、なかなかお相手が見つかりにくいでしょう。
見た目にも気を遣ったり、仕事や趣味に打ち込んだりと自分磨きに邁進することも、40代で再婚するためのコツのひとつです。
婚姻歴に理解のある異性と出会う
40代で再婚を希望する方の中には、様々な事情を抱えている方もいらっしゃいます。
婚歴があることやご自身が抱えている事情を伝えるのに躊躇してしまい、交際になかなか踏み出せない方もいるでしょう。ご自身の婚姻歴に対する異性の反応が不安な場合、婚歴を気にしないという方と出会うことが効率的な婚活につながるのではないでしょうか。
たとえば、結婚相談所では、婚歴やお子さんの有無などを事前に登録したうえでマッチングします。ご事情を理解してくださった方とのみ、お見合い・交際できるため、ご自身はなかなか伝えづらい事情なども結婚相談所の担当者が間に入って、お相手に説明をしてくれたりとサポートをしてくれます。
さらに結婚を前提に交際をスタートすることで、交際回数を無駄に重ねることもありません。
40代の婚活事情から再婚するためのポイントを紹介していきました。
婚歴に対する考えた方は人それぞれですし、デートを重ねていくうちに理解が深まって考え方が変わる方もいらっしゃるでしょう。
大事なのは、自分のことを卑下せず、これからも結婚生活を楽しみたいと思っていることを伝えること。
あなた自身が魅力的になればなるほど、過去や状況に関係なく「結婚したい」と思ってもらえるはずです。
まずは何事も前向きに行動してみることから始めてみてはいかがでしょう