厚生労働省が公開している「人口動態統計の年間推計」によると、日本では、結婚したカップルの3組に1組が離婚しているとされています。
これはその他の国と比べて特別高い割合ではありませんが、離婚してしまう可能性は比較的高いと言えます。その一方で、離婚後5年以内に再婚する割合も高く、男性が25%、女性が30%の割合で再婚しているというデータも。
ただし、実際に再婚する場合、ただ再婚できればいいわけではありません。重要なのは、再婚して幸せになれるかどうかです。
また「離婚」という悲しい結末になってしまうのであれば、再婚したいとは思いませんよね?
そこでぜひ知っておきたいのが、再婚によって幸せになれる人の共通点についてです。
再婚で幸せになれる人にはいくつか共通点がありますが、その共通点を意識しながら再婚のための婚活や再婚後の結婚生活にのぞめば、おのずと幸せになれる可能性は高まります。
本記事では再婚によって幸せになれる人に共通する特徴についてご紹介します。
再婚によって幸せになれる人に共通する4つの特徴
再婚によって幸せになれる人には、
- 離婚の原因を元配偶者のせいにしない
- 再婚相手への希望条件のハードルを低く設定している
- 再婚を焦っていない
- 他人からのアドバイスにも耳を傾ける
など、共通する特徴がいくつかあります。それぞれの特徴について解説していきます。
1. 離婚の原因を元配偶者のせいにしない
結婚したカップルが離婚にいたってしまう理由はさまざまです。
裁判所が公開している司法統計によると、結婚したカップルが離婚にいたる主な理由としては以下のようなものがあげられます。
順位
- 1位 性格の不一致
- 2位 DV
- 3位 異性関係
- 4位 浪費
- 5位 性的不調和
出典:裁判所「婚姻関係事件数―申立ての動機別」
中には、配偶者からの暴力やモラハラ、または配偶者の浮気など、100%配偶者側が悪いケースもあります。
しかし、それ以外のケースの場合、一方的にどちらかが悪いということはありません。
配偶者だけでなく、こちら側にも何かしら原因や離婚にいたるきっかけとなった要因があるケースがほとんどです。
再婚した後に幸せになれる方は、そのことをよく理解しています。
離婚にいたった理由を理解して自分にも非があったことを認めて反省し、再婚後は同じ過ちを犯してしまわないよう心がけているわけです。
再婚後に幸せな結婚生活を手に入れるためには、自分の悪いところ・悪かったところを認め、改善する努力が必要だと言えるでしょう。
2. 再婚相手への希望条件のハードルを低く設定している
先ほども紹介したとおり、結婚したカップルが離婚にいたる理由の1位は「性格の不一致」です。その多さは、2位の「DV」に18,000件以上の差をつけるほどです。
その事実からもわかるように、離婚せずに幸せな生活を送るために最も重要だと言えるのは、結婚相手との相性だと言えます。
再婚して幸せになる人は、そのことをよく理解しています。特に性格の不一致によって離婚した方の場合、再婚相手への希望条件のハードルを高く設定することはありません。
「とにかく性格が合うかどうか」を重視し、再婚相手を選びます。
- 自分と相性がいい人がどうか
- ライフスタイルや考え方が似ている人かどうか
- 共通の趣味を持っている・趣味を理解してくれる人がどうか
など、性格に関する部分を重視して相手を選んでいるため、再婚後に性格の不一致が起こるようなことがほとんどないわけです。
一方、再婚で失敗してしまう方の場合は、
⦁ 学歴 ⦁ 職業 ⦁ 年収 ⦁ 容姿 ⦁ 年齢
など、内面以外の部分を重視して再婚相手を選ぶ傾向にあります。
そのため、結婚後に性格が合わないと感じるようになり、幸せな結婚生活を送れなかったり離婚にいたってしまったりするようになるわけです。
3. 再婚を焦っていない
再婚を焦っていないのも、再婚後に幸せになれる方に共通する特徴の一つです。
離婚後、
- 一人でいるのが寂しい
- 子どもが欲しい
- 年齢的に焦っている
などの理由によって、「なるべく早く再婚したい!」と考える方は少なくありません。
これまで、再婚禁止期間は6ヶ月間とされていましたが、民法の改正により100日に短縮されました。また、離婚後に妊娠していないことを医師に証明してもらった場合であれば、100日以内の再婚も可能です。
そのため、再婚禁止期間に関する法律に抵触しないのであれば誰でも再婚できるわけですが、だからと言って焦って再婚しようとするのはおすすめできません。
「焦って物事を進めてしまうと上手くいかない」というセオリーは、再婚にも当てはまります。
焦って再婚しようとすると再婚相手への理解を深めないまま再婚してしまうことになり、先ほど紹介した性格の不一致などによって離婚してしまう可能性が高まります。
もちろん焦って相手を探して再婚した場合であっても幸せになれるケースはありますが、そういったケースはごくまれです。
一方、再婚して幸せになっている方のほとんどが、
「次は失敗したくない」
「次こそずっと一緒にいられる人と結婚しよう」
という思いから、慎重に再婚相手を探し、選んでいます。
慎重に時間をかけて相手を探すことで相手のことを深く理解できるようになりますし、相性の良い相手とも出会いやすくなるため、焦らずじっくりと時間をかけて相手を探すべきだと言えるでしょう。
4. 他人からのアドバイスにも耳を傾ける
再婚で幸せになる方は、他人からのアドバイスに耳を傾ける傾向にあります。的をえていないアドバイスや、あなたが幸せになることを妬んでいるような人のアドバイスに耳を傾ける必要はありません。しかし、家族や友人など、あなたのことを思ってアドバイスしてくれる人の意見には耳を傾け、参考にしなくてはいけません。
再婚して幸せになる方は、そのことを良く理解しています。
一度結婚生活がダメになって離婚してしまったという事実を真剣に受け止め、
「二度と離婚したくない」「幸せになりたい」と、本気で思っているからこそ、周りの意見に耳を傾け、素直に受け入れるわけです。
一方、再婚に失敗してしまう方の場合は、周りの意見に耳をかさず、自分の考えを押し通して再婚する傾向にあります。誰がどう見てもやめておいた方がいいという人を好きになり、「結婚したい…!」となってしまうこともあるかと思いますが、その場合、家族や友人はあなたのことを真剣に考えてくれているため、きっと止めに入るでしょう。再婚して幸せになる方はそこでアドバイスを素直に聞き入れて諦めますが、失敗してしまう方はアドバイスを聞かず、恋愛関係になったり再婚してしまったりします。
その結果、上手くいかず、貴重な時間を無駄にしたり、また離婚してしまったりするわけです。そうならないためにも、周りからのアドバイスは素直に受け止め、慎重に相手を選ぶようにしましょう。また、アドバイスをくれる相手がいない場合や、一度離婚しているため相談しにくいと感じる場合は、結婚相談所など再婚をサポートしてくれるサービスを活用し、アドバイスをもらうようにしてください。
今回は、再婚して幸せな結婚生活を送りたいと考えている方向けに、再婚して幸せになる人に共通する特徴について詳しくお伝えしてきました。日本の離婚率は36%と決して低くありませんが、離婚してから5年以内の再婚率も27.5%と悪くありません。
ただ、重要なのは、再婚して幸せになれるかどうかです。
そこで、ぜひ参考にしてほしい再婚して幸せになれる方に共通する、
- 離婚の原因を元配偶者のせいにしない
- 再婚相手への希望条件のハードルを低く設定している
- 再婚を焦っていない
- 他人からのアドバイスにも耳を傾ける
といった4つの特徴について紹介してきたわけですが、結婚した後の配偶者との過ごし方や接し方についてはもちろん、再婚相手を探す前の婚活の段階での考え方や取り組み方が非常に重要になることがわかってもらえたかと思います。
裏を返せば、「どんな相手と再婚するかが最も大切」と、言えます。
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