こんにちは、名古屋の婚活をサポートする、婚活アドバイザー(仲人)のTです。
今回は親が結婚相談所をすすめてくる理由についてお話したいと思います。
親が結婚相談所に相談にくる件数が増えています。
晩婚化と同時に結婚を選択しない人が増えていることもあり、親に結婚相談所の入会をすすめられて婚活をはじめたという人も多くいます。
なぜ親が結婚相談所をすすめるのか、子供側の本音も含めて解説していきます。
結婚相談所に相談してくる親の気持ち
まず、親はどういった気持ちなのかを考えてみましょう。
以下のような理由が親からの相談のほとんどを占めます。
・適齢期を過ぎても周囲に異性の影がまったくない。
・親から見ても、自分で結婚相手を探せそうにない。
・将来孤独にならないようにパートナーを見つけてほしい
・孫が見たい
今は晩婚化も進んでいますし、世間でも「結婚をしなければ半人前」という以前の考え方は少数派になってきています。
それでも、数十年前の「結婚するのが当たり前」といった価値観の時代に育った両親にとって、自分の子供がいつまでも結婚をしないのはとても心配なものなのです。
口に出す親、出さない親、どちらも心の中でそう考えているのが普通だと思ってください。
しかし、親はただ世間体だけで子供の結婚を望んでいるわけではありません。
人は年をとります。年をとってからの相手探しは非常に困難なのが現実ですので、年々結婚相手を見つけにくくなります。
そうなった時、一人で生活をしている自分の子供を想像したとき、本人がいくら快適だったとしても親から見るとどうしても不憫に感じてしまうのです。
そういった親の気持ちを理解した上で、もし結婚願望がない場合は話を避けず、親と向き合って自分の考えを知ってもらうようにしてみましょう。
結婚相談所をすすめられて困る子供の本音
結婚適齢期を過ぎても独身でいる人にはそれぞれ理由があります。
・仕事が充実していたり、趣味に没頭している、よく集まる友人仲間がいるので寂しくない。
・異性との付き合いが面倒、興味がない。
・将来は結婚したいが経済的に不安。
・結婚のネガティブな面ばかりが気になる。
などがよく聞かれます。
人間は結婚すればだれでも幸せになるというわけではありません。結婚したくない理由を親には話せない、話したくないという人も少なくありません。
今の時代、結婚をしなければ周囲から変な目で見られる、ということはありません。
子供の意思を尊重しつつ親側の気持ちも知ってもらい、お互いどこかで折り合う必要がでてきます。
親世代の価値観と今では差がありますので、くれぐれも親側の気持ちを押し付けすぎないようにすることが大切です。
親のすすめで結婚相談所に入会したその後
本人に結婚願望があり、親のすすめで入会したとしても積極的に活動している人
結婚相談所は、真剣に結婚相手を探す場です。
会員本人の「結婚願望」があることを前提にプロフィールを登録します。会員本人が結婚したいと思っているのならば何の問題もありません。
親が勝手に入会させたがそもそも結婚したいと思っていない・活動はほぼしていない人
中には、しぶしぶ活動するうちに良い相手と出会い、結婚に至ることもありますが、子供の同意なく親が無理やり入会させた場合、活動を全くしない場合が多くみられます。
毎月紹介を送っても返事がなく、相手を検索して申し込むこともしません。これでは活動していないのと一緒です。
親は、「入会すれば観念して相手を探すだろう」と思っていますが、実際はうまくいかないまま月日がたち、結局誰とも成婚しないまま退会になってしまう。
どんなにサポートを丁寧にしても、どんなに相性の良い相手を紹介しても、会員本人に動いてもらわなければ成婚できません。
そして、この部分についてはスタッフが立ち入ることができないので、親子での話し合いが何よりも大切になります。
親に結婚相談所の入会をすすめられたら
親のすすめに従ってみる
もし、将来的に結婚を考えているなら、親のすすめを受けてみましょう。
将来できれば子供を授かりたいと考えている場合、タイミングがとても大切になります。
特に母親は実際に妊娠、出産、子育てを経験していますので、娘に対して早めに結婚を望むことがどうしても多くなります。
これは、体力的にも精神的にもキツイ妊娠出産は、できれば若いうちに・・・という親心ですので、どうしても結婚をしたくない場合を除いて、親の意見を聞いておくと後悔が少ないようです。
男性に関しては、親ものんびりと構えていることが多いですが、やはり年齢が上がるにつれ相手を探すのが困難になってきます。
結婚相談所に入会するなら早い方が出会いを見つけやすいです。もし活動する費用の援助をしてくれるという親からの申し出があったら、受けてみるのが得策です。
親の望みと自分のタイミングが一致しない場合もありますが、よいきっかけだと捉えて動いてみることで、後で「あの時入会して良かった」となるかもしれません。
親が費用を負担してくれたとしても結婚相談所に入会したくない
仕事のタイミングもありますし、入会に抵抗がある人もいるでしょう。
そもそも結婚はしないと決めている、という人もいるでしょう。
その場合、親のすすめで無理に入会しても、前述した通り活動がうまくいくことはありません。
親からの「結婚してほしい」という要望に対処するには
親に、「結婚しろと言わないでほしい」と伝えても、ほとぼりが冷めたころにまた繰り返します。
・結婚できない、しない理由を打ち明ける。
・結婚しろと言われるのが、自分にとってどれほどつらいことなのかを告げる。
・将来結婚したい時期があるのなら、いつごろ結婚する予定だということを伝える。
・生涯独身でいることを決めているのなら、老後のプランを明確にする。
このように、子供を心配している親に安心してもらうことが一番大切なのと、結婚をうるさく言われるほど、どんどん結婚する気がなくなってしまうのだということを、冷静に伝えることが大切です。
顔を見るたびに「結婚」って言われて嫌になる、という話をよく耳にしますが、これは子供側にも問題があることが多いようです。
こういった話は決してスルーせず、きちんと向き合うことをおすすめします。
親が結婚相談所をすすめてきた時、いいタイミングだと考え入会をするか、結婚はどうしてもしたくないので断るかは人によって違います。
しかし、どの親も真剣に子供の将来を考えていることだけは確かです。
結婚相談所に入会するためには、入会する本人が結婚相談所に出向いて面談をしなければならないところがほとんどです。
親が結婚相談所の資料を取り寄せたり、電話で問い合わせていることに気づいたら、親と結婚について真剣に話すチャンスです。
ぜひ、後悔のない選択をしてくださいね。
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