いくらお金があっても、それで幸せになれるわけではありません。

 

どんなに高い地位を得ることができても、すぐに幸せになれるわけでもありません。

 

実際に、有り余るほどのお金や地位がありながら、不幸な人生を送っている人もいます。

 

「幸福」は、その人の「心の在り方」と比例しています。

 

「幸せだな」と感じるとき、心はとても穏やかな状態です。

穏やかな気持ちであれば、質素で、慎ましやかな生活であっても、どんなお金持ちより、どんなに地位がある人より、幸福な人生を送ることができます。

 

人生には様々な出来事があり、刺激があり、心が高揚することもあるでしょう。

しかし、それは「穏やかな生活」という基礎があるからこそなのです。

 

「穏やか」であるにはどうすればいいのか。

 

このことを生きていくうえでの価値観の一つにすることが、幸せな人生を築くための礎となるのです。

 

そして、この「心の在り方」を念頭に、婚活という幸せへの第一歩を踏み出しましょう。

 

穏やかな心が問題解決の近道

 

人生には様々な問題が生じます。

 

思ってもみなかった仕事上のトラブルや婚活・恋愛でのトラブルなど気を付けていたにも関わらず人間関係や男女関係がギクシャクしてしまったり、他人の失敗に巻き込まれたりすることがあります。

 

予期しないことが起きると、人はパニックになり、感情的になりがちです。

 

イライラして周りの人に八つ当たりしてしまうこともあるでしょう。

 

起きてしまった問題を解決しなくてはいけないのに、感情的になってしまったことにより、むしろ問題をこじれさせ、解決するどころではなくなってしまう場合もあります。

 

このようなとき、穏やかな気持ちで起こってしまった問題を受け止めることができれば、穏やかに相手と話し合い、冷静に賢明な解決策を見つけ出すことができます。

 

アメリカのジョセフ・マーフィーは、次のように述べています。

 

「穏やかな心が問題を解決します。怒り、悲しみ、嫉妬に狂った心は、問題をますます混乱させます。問題を解決したいときは、心を穏やかにすることが大切です」

 

このように、問題が生じたときは、まず気持ちを穏やかに保つことを心がけましょう。

 

批判や非難からは何も生まれない

 

「穏やかな心」とは、周りの人たちに愛情を注ぐことから生まれます。

 

会社で一緒に仕事をする人たちや友人、家族など、すべての人に対して愛情を注ぐと、不思議なことにイライラせずにすむようになります。

 

例えば、迷惑をかけられることがあったとしても、まずは愛情を注ぐことが大切です。

 

「怒って非難する」のではなく「愛情を持って、相手の間違いを指摘する」また、「どうすればいいかを、愛情を持って相手と話し合う」のです。

 

感情的になって怒るよりも、愛情を持って話し合う姿勢を見せるほうが、相手も話を聞いてくれるようとしますし、自分も穏やかな気持ちでいられます。

 

ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサは、次のように言っています。

 

「いちいち人のことを批判していたら、人を愛することを忘れる」人を批判しているとき、批判されている人はもちろん、批判している人も、そしてそれを聞いている周りの人も、誰一人として幸せな気持ちになりません。

 

まずは、周りの人に愛情を注ぐ。そのことを忘れずにいることが大切です。

 

このことは、婚活や恋愛や結婚生活でもとても大切なことなのです。

「穏やかな心」「穏やかな気持ち」で、婚活に挑めば、きっと道は開きます。

 

楽しい婚活が一番良いのですが、婚活も人生の１ページです。

 

山あり谷ありですが、そんなときほど「穏やかな心」で人生のパートナーを見つけましょう。

 

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