「心にゆとりを持つ」「楽な気持ちで生きていく」ことは「怠ける」ということではありません。
「心身のバランスを良い状態に保つ」ことを意味しています。
良いバランスを保つことができてこそ、仕事も恋愛も婚活も優れた状態を保つことができます。
そして、何事にも前向きに積極的に取り組んでいけます。
落ち込むことなく、いつまでも思い悩むことなく、幸せな気持ちで自分らしい人生を実現していくことができます。
人は、頑張りすぎてしまうと、かえって心が苦しくなってしまいます。
また、心からゆとりがなくなって、ちょうど油の切れた歯車のようにギスギスした唸り声を上げてしまうようになります。
これは、本人にとって、決していいことではありません。
心身の良いバランスのことを、仏教では「中道」と呼びます。
ブッタは、29歳のときに王子という地位を捨てて出家しました。
当初は、山奥で激しい苦行に明け暮れました。しかし、頑張って苦行を行っていくだけで、心身が消耗するばかりで、安らぎの境地である悟りは得られないとわかり、苦行を捨て心にゆとりを持って、楽な気持ちで生きていく決心をしました。
頑張りすぎず、怠けすぎず、ちょうどいいバランスを保って生きていくという生き方です。
それが中道の思想です。これが確立したときブッタは、初めて心からの安らぎを得たのです。
婚活は、ブッタのようにバランスがとても大切です。
心にゆとりを持って、焦らない結婚活動をしましょう。
何が一番大切なのかを意識する
イソップ物語に「野ネズミと家ネズミ」という話があります。
野原で暮らしている野ネズミと、人間の家に住む家ネズミは仲良しでした。
野ネズミは普段、麦ばかりを食べていました。
それをかわいそうに思った家ネズミは「僕が住む家においでよ。美味しいごちそうがたくさんあるんだよ」と、野ネズミを誘いました。
野ネズミは、誘いに応じて家ネズミが住む家へと行くと、本当にチーズやはちみつや果物など、美味しそうなごちそうがたくさんありました。
さっそくの、ごちそうを食べようとしたときです。
人間が2匹のネズミを見つけ、捕まえようと追いかけてきました。
2匹のネズミは、慌てて壁の穴の中に逃げ込みました。
野ネズミは大きなため息をつきながら、家ネズミに言いました。
「こんな危ない目にあうくらいなら、僕は野原で暮らすよ。君のようにごちそうは食べられないけれど、たとえ質素な生活でも、安心して気楽に暮らしていくほうが、僕にとっては幸福なんだ」と。
そして、野ネズミは野原に帰っていきました。
この話は、ぜいたくな暮らしには、とかく危険があることを示しています。
そんな危険にヒヤヒヤしながら、ぜいたくな暮らしをするよりも、質素であっても気が楽な生活を送ったほうが幸福だ。とこの話は物語っているのです。
婚活でも「何が一番大切なのかを意識する」ことが大事です。
現在20代~40代の多くの夫婦が共働きです。
自然な恋愛で結婚した方も、婚活で結婚した方も共働き夫婦が多いのが現状です。
この現状を踏まえたうえで、お相手の希望条件を考えましょう。
結婚相談所ステラの若年層成婚カップルも共働きの方が大半を占めています。
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