こんにちは、婚活をサポートする、婚活アドバイザー（仲人）のTです。
夏は気持ち積極的になり、婚活に対する気持ちも高くなると思います。今回はご相談の多い、婚活で成功する男性の服装についてお話したいと思います。
結婚相手を選ぶうえで大切なのは「性格」と「相性」。これは男女とも同じです。しかし、婚活の場では第一印象によって、次のステップに進めるかが決まります。
つまり婚活で成功率を大きく上げたいなら「見た目」を変えるのが近道です。特別センスのあるファッションや高価な服を着る必要はありません。
清潔感と適度なきちんと感のある服装を意識すれば、女性の見る目はガラッと変わります。ぜひ、服装を整えて、婚活成功への第一歩を踏み出しましょう。
婚活で失敗した服装例
まずは実際の失敗例の服装をご紹介します。「自分は大丈夫」と思っていても、女性から見るとNGな服装な場合も…。
しっかりチェックして、同じような失敗をしないようにしましょう。
① 仕事帰りのお見合いでコーディネート失敗
Tさんの出勤スタイルは、普通のスーツに大きめの黒いリュック、スニーカー。
仕事帰りのお見合いの時も「スーツだし、そのままでいいか」とこのスタイルで臨みました。しかも、その日に限って白い靴下。
人当たりのよいKさんの人柄もあって、お見合いはつつがなく終了。相手の女性を気に入ったKさんでしたが、後日女性からお断りされてしまいました。
お断りの理由は「いい人なんですけど、ホテルのラウンジでのお見合いだったのですが、あまりにも服装がダサくて…。周囲の目が非常に気になった」とのことです。
仕事帰りのお見合いは「スーツだからそのままでいいか」と手を抜きがちですが、靴やバッグなどを含めて、お見合いの場にふさわしいかチェックしましょう。
お見合いの時に、リュックや運動靴は例えブランドものなど高級品でもNG。
また、白い靴下をスーツに合わせるのは、お見合いのようなフォーマルな場には不向きです。少々面倒でもお見合いの日は、革靴やビジネスバッグを用意するといいでしょう。
また、靴下の色は黒・ネイビー・グレーのうち、スーツや革靴に合った色がおすすめです。
② お見合いはスーツで成功するも、初デートの服装で失敗
Yさんは、スーツが似合う大人の男性。お見合いでは、ばっちりスーツで決めて相手の女性からの好感度も高く、初デートの約束をしました。
初デートの場所は、女性の好みに合わせて美術館めぐりをすることに。
ファッションに無頓着なMさんは、いつも散歩に着ていくような、クリーム色のポロシャツにだぶっとしたジーンズ、白い運動靴といった服装でデートに行きました。
一つひとつのアイテムは普通のものですが、体型に合っていないのと全体的に着古している感が出ていて、パっと見た感じとてもダサい印象に。とても初デートにふさわしいとはいえない服装でした。
お見合い時とのギャップが大きいこともあり、相手の女性から引かれてしまいました。
ランチは展望台のあるおしゃれなレストランでビュッフェを楽しむ予定でしたが、Mさんの服装があまりにもレストランの雰囲気とそぐわないため、急遽ファミレスに変更。当然、女性から後日お断りされてしまいました。
TPOに合わない服装をしていたせいでお見合いや交際を断られてしまうケースは多数あります。
お見合いやデートの約束ができるということは、その女性からある程度は好感を持たれています。
せっかくチャンスをつかめたのに、服装で失敗するのはもったいないですよね。
婚活で服装をきちんとするメリット
「服装より中身が大切」「服装に時間やお金をかけたくない」と考える男性も多いかと思いますが、婚活で服装をきちんとすることは大きなメリットがあります。代表的なメリットをご紹介します。
① 清潔感を簡単に演出できる
女性に好きな男性のタイプをたずねると高確率で「清潔感のある男性」という答えが返ってきます。
つまり、女性にモテるためには清潔感を演出するのがカギなのです。体型に合った清潔な服をTPOに合わせて着こなせば、簡単に清潔感のある印象を与えられます。
② 安い服でも高級感を出せる
ユニクロなどの安い服でも、センスのいい人が着こなすと高級感が出るものです。
婚活で服装をきちんとするとセンスが磨かれて、お金をかけなくても、周囲に好感を持たれる服装ができるようになります。
③ 内面もきちんとした人だと思われる
服装は内面の現れと考える女性が多いので、清潔感のあるきちんとした服装をすると、きちんとした性格だと思われて、女性から好印象を持たれます。
婚活男性が服装で気をつけるべきポイント
婚活男性が服装で気をつけるべきポイントをご紹介します。しっかりクリアして、婚活を成功に導きましょう。
① シミ・シワのない服、きれいな靴は最低限の身だしなみ
最低限の身だしなみとして、シミ・シワのない服を着て、きれいな靴を履くようにしましょう。
スーツに革靴といった定番スタイルでも、これらがクリアできていないと、とたんに清潔感にかけた印象を与えてしまいます。
② ファッションの基本を知る
ファッションの基本をしっかりおさえれば、大きな失敗をしなくなります。男性が知っておくべきポイントは、以下の通りです。
・インナーの色に注意
素肌にシャツは避けるべきですが、シャツの下に着るインナー選びにも注意が必要です。淡い色のシャツの下に、濃い色のTシャツなどのインナーを着ると透けてしまうので要注意。鏡の前で透けていないかチェックするようにしましょう。
・ジャストサイズの服を選ぶ
服選びで一番大切なのは、試着してジャストサイズのものを選ぶこと。どんなにおしゃれな色や形の服でも、体型に合っていないとスタイルが悪く見え、ダサい印象になります。
特にパンツの丈は短すぎても、長すぎてもアンバランスな印象になります。
・親しくなるまでは短パンはＮＧ
暑い時期は短パンを履きたくなりますが、交際が始まったばかりのときは、履かない方がよいでしょう。
日本人男性の短パン姿は、子どもっぽい印象になり、想像以上に女性ウケが悪いです。
・服装全体の色は3色までに抑える。
女性の多くは「男性のファッションはシンプルな方がいい」と考えています。
カラフルすぎる服装は、チャラチャラとした印象や子どもっぽい印象になりやすいです。コーディネートに使う色は、3色くらいまでに抑えましょう。
③ 女性受けする定番ファッション
女性受けする定番ファッションをご紹介します。取り入れやすく、清潔感を演出できるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
トップスはシャツ類にするとほぼ外しません。淡い色のシャツはボトムスを選ばないので何着か持っておくと便利です。
ボトムスはジーンズ、チノパンなどが無難。スラックスはビジネスっぽくないものがおすすめ。
柄物のボトムスは上級コーデなので、センスに自信のある方以外は、避けた方がよいでしょう。
アウターは合わせやすい濃い色のジャケットを2～3着用意しておくと、着回しがしやすいです。サッとはおるだけで、清潔感のあるきれいめコーディネートが完成します。
④ 服装は無難に。個性は小物使いで表現
個性的な服装は、婚活においては不利です。
個性を出したい場合は、小物使いにこだわりましょう。
腕時計や財布、バッグなどは、ブランドものに限らず、上質なものをさりげなく持つのがポイントです。品のあるおしゃれな小物は、女性受けが非常によいです。
服選びに自信がない男性が取るべき対策
① 店頭でマネキンが着ている服を全て購入
ファッションに自信がない場合は、下手にアレンジをせずに店頭のマネキンが着ている服を全て購入して着るとよいでしょう。
どのマネキンの服装にするか迷ったら、お見合いやデートに着ていく旨を店員に伝えると、ＴＰＯに合ったものを選んでくれますよ。
② プロによるファッションコーディネートを利用する
自分で服を選べない方は、プロによるファッションコーディネートを利用するのもおすすめです。
顔立ちやスタイルに合わせて、婚活ウケのよい服装を提案してもらえます。
場所に合わせた服装も相談できるので、TPOに合わせて最適なファッションでお見合いやデートができます。
また、結婚相談所によっては、ファッションコーディネートのレッスンを開催しているので、そういったサービスを活用するのもよいでしょう。
③ファッションセンスのよい友人などに選んでもらう
服装のセンスがいいと思える友人に一緒に選んでもらうのも、おすすめの方法です。
服を選んでもらう相手は、なるべく年齢が近い人がベストです。若作りになる心配もありませんし、中年太りをカバーする方法など年齢に合わせたコツを教えてもらえます。
婚活において服装は非常に重要です。服装があまりにもダサいと、せっかくお見合いやデートをしても、次のステップに進めない場合もあります。
シンプルで清潔感のある服装を意識すると、女性から好印象を持たれやすいです。
もし、自分で服装を選ぶことが苦手な場合は、服屋のマネキンのコーディネートを丸ごと買う、プロにコーディネートしてもらう、センスのよい友人などに選んでもらうといった方法がおすすめです。
仲人型結婚相談所に入会すると、経験豊富なスタッフが、お見合いやデートの服装のアドバイスをしてくれるので、そちらを活用するのも方法の一つです。
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