男性の平均初婚年齢は31歳と言われていますが、中には「結婚はまだ先でいい」「男性は年齢にタイムリミットがないし、50歳近くなってから婚活すればいいかな」と考えている人も少なくありません。
しかし、中高年になってから「子供が欲しいから結婚・・・」となっても相手が見つからずに年齢ばかり重ねてしまう、という方がとても多いのです。
今回は、子供が欲しいいという理由で結婚相談所を考えている男性に知っていただきたい心構えをご紹介いたします。
男性も年齢を重ねると子供が授かりにくくなる
一人暮らしでも快適に過ごせる家電や24時間利用できるコンビニ・スーパーなどがあるため、男性の一人暮らしでも何の不便なく暮らせます。それに、稼いだお金を自分で自由に使うことができるので、趣味を存分に楽しむこともできます。そんな状況であえて『結婚』を望むとしたら、
- 一人でいるのは寂しい時がある
- 老後のことを考えたら、一緒に生活してくれる人がいた方が・・
- 子供が欲しい
などの理由をあげる人がほとんどです。
その中で、『子供が欲しい』という理由で結婚しようと考えている場合、注意が必要です。
男性は自分で妊娠出産するわけでは、あくまでも産んでもらう立場であることは忘れないようにしましょう。そして、『子供がほしい』という理由で結婚をしたいのであれば、40歳すぎてから婚活するのでは、遅すぎるかもしれません。
『周囲の人は４０代で結婚して子供を授かっているけど・・・』と思うかもしれません。現実に４０代でパパになる人も大勢います。でも、子供が授かるというのはとても幸運なことで、誰にでも平等に結婚すれば子供が授かるというわけではないのです。
また、男性は何歳になっても子供を作れるから急がなくても大丈夫だと考えているなら、それは違います。男性も35歳を過ぎたあたりから子供ができにくく、そして障害が出る確率も大きくなってくるものだとわかってきました。『男性が高齢の場合でも、妊娠可能な年齢の女性と結婚すれば必ず子供を授かることができる』わけではないのです。
女性が結婚相手に求める年齢差は３歳程度
また、妊娠適齢期といわれる20代～30代前半の女性が希望する男性の年齢は、同年代～3歳上くらいまでというのが一般的です。
5歳以上年上の男性が好きという女性もいますが、ごく少数です。日常で出会っていて、お互い惹かれあった結果の歳の差カップルはよくある話ですが、婚活では希望年齢の範囲内で相手を探すため、年が離れたカップルは誕生しにくいということを知っておく必要があります。
結婚では二人の相性が子供をもつことよりも大切な理由
40代後半～の男性で『子供がほしいから婚活している』という人にぜひ考えてほしことがあります。
『なぜ子供が欲しいのか』代々続く由緒ある家柄なので、なんとしても跡継ぎをという理由で子供が欲しいという人はかなり少ないのではないでしょうか。
婚活の目的を、『これからの数十年支え合っていくためのパートナー探し』に方向転換してみてはいかがでしょうか。今までとは違った新しい出会いが期待できます。結婚は生活です。一番大切なのは二人の相性です。ライフスタイルに共感できる相手だと、相手に合わせて無理をしなくてもいいのでおすすめです。また、お互いの趣味が許容できるかどうかも大切なポイントです。
お互いに思いやりをもち、尊重しあえれば、結果として長く一緒にいることができる良い夫婦関係となるのです。
今まで婚活であまりうまくいっていなかった人が、結婚の目的を変えることで出会いの幅が広がり、幸せな結婚へとつながることはよくあることです。
可能性が少ない夢を追い続けるよりも、現実を見据えて行動した方がよい結果が生まれるのが『婚活』です。子供にこだわってよいご縁を棒に振ってしまわないように、自分にとっての幸せを真剣に考えてみることも大切です。
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