日本人は「失敗したくない」という意識がとても強いことで知られています。
ある実験で、セールスマンが商品を紹介したときのお客様の反応を調査したところ「考えておきます」と返事をした人の割合が圧倒的多数でした。
商品を気にいっていながら「考えておきます」と返事をした人も少なくありません。
その理由を聞いてみると「買う気はなかったが断りにくかった」
「商品はよさそうだったけれど、セールスマンの話し方が横柄で、信用できないように感じた」
「本当に良い商品かどうか、しっかり検討したいと思たから」など「下手な買い物をして、失敗したくなかった」という意識が強く見られました。
「失敗したくない」という気持ちは、とてもよくわかります。
しかし、「失敗したくない」という気持ちは行動や思考のブレーキになります。
なぜなら、人は現状維持を好むため、挑戦しない理由、つまり、この場合は商品のマイナス情報、買わない理由ばかりに着目してしまうからです。
そして、あれこれ考えすぎて決断力を鈍らせ、結論をだせなくなってしまうのです。
アメリカ人はもっと気楽に買い物をします。その商品が気に入れば、多少のマイナス情報があったとしても気にすることなく購入します。
そんなアメリカ人の持つ、いい意味での「気楽な性格」が、決断力と行動面において日本人よりも積極性がある一つの要因かもしれません。
婚活を始めた方が陥りやすいポイントが「失敗したくない」という意識から負の連鎖に陥ってしまいます。
「失敗したくない」という気持ちが婚活をスムーズに行うことの妨げとなることを踏まえたうえで挑みましょう。
悪い点を見て迷うのではなく良い点を見て決断する。
恋人との結婚を、なかなか決断できない女性がいます。
相手のことを愛していて「結婚してもいい」という気持ちもある。
しかも相手には生活力もあるし、性格もいいし、見た目もいい。
しかし、いざ結婚となると尻込みをしてしまうのです。
「彼の収入、今は悪くないけれど、それほど大きな会社にいるわけではないから、将来不況になったら落ち込むかもしれない」「彼はハンサムだから、将来、浮気されて悲しい思いをさせられるのではないか」と重箱の隅をつつくようにしてマイナス情報を見つけ出しては、減点していくのです。
これでは、いつまでたっても決断できないでしょう。
欠点のない人はいません。
欠点のないものもありません。
いいところも見方を変えれば悪く見えてしまいます。
つまり、悪いところを探そうと思えば、際限なく出てきてしまうというわけです。
これでは偏った判断になってしまいます。
マイナス情報ではなく、「いいところ」のほうに意識の重点を移し、その人の情報を得ることに注力してみましょう。
「悪いところを見て迷う」のではなく「良いところを見て決断する」ことをこころがけることが必要です。
まさに婚活のビックワードです。
「お見合い」「デート」「交際」「成婚」とお相手の「良いところを見て決断」することで、短期成婚へとつながります。
あなたも「良い点を見て次のステップを決断」してください。
婚活は「置き換えの法則」で活動する
ジョセフ・マーフィーは、次のように言っています。
「失敗することを心配して、あれこれ思い悩むよりも、うまくいったときの喜びを思い浮かべて楽天的に行動するほうが、幸福な気持ちになれる。失敗が心配なら、成功したときのことを考える。病気が心配なら、健康で元気でいるときのことを思う。これが置き換えの法則である。」
マーフィーの言う「置き換えの法則」とは、意識をマイナスからプラスの方向へ切替えるということです。
物事のマイナス面ばかりに意識をとらわれていると、気持ちが苦しくなっていくばかりです。
その結果、自分の人生に悲観的なイメージしか浮かんでこなくなってしまいます。
「失敗→成功」「病気→健康」「絶望→希望」「過去→未来」「不幸→幸福」「失恋→結婚」
といったように、まずは意識をプラスの方向へ置き換えます。
これで簡単に心が楽になり、気持ちが晴れやかになります。晴れやかな気持ちで見る景色は、これまでと違って見えるでしょう。
婚活で重要なことは、失敗することを心配して、あれこれ悩むことです。
これは婚活を経験している方のほとんどが、体験します。結婚相談所でも失恋状態と同じ現象が起きます。
そのときは「置き換えの法則」でマイナスイメージをプラスイメージに変換してください。
ステラの専任のコンシェルジュ(仲人)は「置き換えの法則」を活用した、カウンセリングを行い、会員様を成婚へと導きます。
只今、無料相談会実施中です。0120-300-663までお気軽にお問合せください。