あるアメリカのプロバスケットボールの選手が次のように言っています。

「私はコートに入ったら『私たちは』という基準でものを考える」バスケットボールは、チームプレーです。

 

チームとしてどう協力し合っていけばうまくいくかを常に考える必要があります。

 

そのことを彼は「『私たちは』という基準でものを考える」としているのです。

 

会社の仕事も同じ、チームプレーです。

 

個人で成績を争う仕組みになっていたとしても、最終的には、会社としてどうかがすべての基本です。

ですから、他の同僚たちとどのように協力していくかを考えることが大切です。

 

しかし、それにもかかわらず「自分のことを最優先に考える」人がいるのも事実です。

 

「あの人たちよりも抜きん出て、私は一番目立ちたい」「私がヒーローになるためには、どうすればいいか」と自分のことばかり考える人です。

 

このようなタイプの人は、結局は周りの人たちから嫌われ、のけ者にされ自分自身がつらい思いをすることになります。

 

 

職場はチームプレーなので、バスケットボールと同様、周りの人と協力することを優先することが大切です。

「『私たちは』という基準でものを考える」とは、会社のような組織の中で、楽な心で安心して働いていくための心得でもあるのです。

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